最近「IoT家電」という単語をよく耳にする。声で操作できる家電やスマートスピーカーなど、ここ最近で多くのスマート家電が増えてきたものの、実際に導入している家庭はそう多くないように感じる。
そこで今回は無線LAN機器メーカーのTP-Link様から提供して頂いたIoT家電の中でも最も簡単に導入できるであろうTapo L510EというスマートLED電球を紹介する。結果としてQOL(生活の質)を格段に上げることができたので、スマート家電が気になる人は参考にしてほしい。
スマート電球は初めてのIoT家電におすすめ!

スマート家電と言われてぱっと思いつくのがGoogle HomeやAlexaといったスピーカーと一体型のしゃべるロボットみたいなやつ。声でネットショッピングができたり、他のスマート家電を動かせたりするのだが、使いこなせるか不安な人も多いはず。
そんな人におすすめなのが今回紹介するTapo L510EというスマートLED電球。本体を取り付けてスマホのアプリと連携させるだけで簡単だし、操作もシンプルなので初めてのスマート家電におすすめしたいガジェットだ。
Tapo L510Eはコスパ最強
スマート家電は価格が高いというデメリットがある。Hueというスマート電球が有名だが、1個3,000円ほどするにもかかわらず、電球本体に加えてHueブリッジという専用ルーターも必要になってくる。
それと比べてTapo L510EはAmazonで1個1,500円と格安なのに専用ルーターも要らない。複数の照明器具をスマート家電にする人は電球の単価で導入コストが大きく変わってくるので、業界最安クラスのTapo L510Eで統一することをおすすめする。
Tapo L510Eの導入方法

Tapo L510Eの取り付けは
- 照明器具に本体を取り付ける
- 専用アプリからWi-Fi接続
この2ステップのみ。順に解説していく。
照明器具にTapo L510Eを取り付ける

これは解説するまでもなく、Tapo L510Eを回して照明器具に付けるだけ。
ただし、Tapo L510EはE26という規格なので、使っている照明器具が対応しているか買う前に必ず確認しておこう。
ちなみに僕がデスクライトに使っているのは山田照明のZライト。レトロな見た目とアームの機能性が気に入っている。
Tapo L510EをWi-Fiに接続
次にTapoシリーズには専用のアプリがあるので、androidの人はGoogle Play、iPhoneの人はApple storeからインストールしておこう。

アプリをインストールしたら、まずはアカウントを作成しよう。
メールアドレスとパスワードを入力したら登録確認メールが届くので、ボタンを押して承認。

ログインできたら、デバイスの追加からTapo L510Eを選択し、照明器具に電源を入れる。
電源を入れると明かりが点滅するので、次へを押してすすむ。

次に選択画面から自宅で使っているWi-Fi回線を選び、Wi-Fiのパスワードを入力する。
あとはTapo L510Eとスマホが自動でリンクしてくれるので待つだけ。

この画面になれば照明をスマホから操作できるようになる。
明るさは最高800ルーメンで100段階の光量調整ができたり、タイムスケジュール設定など、できることはかなり多い。次に実際に使ってみた使用感をレビューする。
TapoL510Eの使用感

Tapo L510Eを数日間デスクの明かりとして使ってみた使用感は下記の通り。
- 演出には最適な光の色
- 専用アプリのUIが優秀
- 安定した接続
演出に最適な色温度

電球には同じ白色電球でも色温度というものがあり、Tapo L510Eの色温度は2700kなので写真のように温かみのある暖色の光だ。
夕方から夜には暖色の光がマッチするが、作業に集中するときや日中は蛍光灯のような白色から寒色の光が良いとされている。そのため、Tapo L510Eはリラックスしたいとき演出としての照明には最適だが、日中の明かりとしてはちょっと合わない色温度なので使いどころに注意が必要。
色温度を変えて日中の明り取りとしても使いたい人は同じTapoシリーズから色温度を変えられるスマート電球Tapo L530Eもあるので、気になった人はチェックしておこう。
専用アプリが使いやすい

電球をスワイプして光の強さを変えたり、スケジュール設定画面でも迷うことなく簡単に設定ができた。直感的な操作性が使いやすい。
ちなみに僕は朝7時に光量50%でオン、夜7時から光量30%に落とす、夜0時に消灯といった感じでスケジュールを立てている。照明で生活リズムを管理できるようになった。

その他にも駆動時間と消費電力が見れるのも地味にうれしい。
ウィジェットでスマホのホーム画面から操作できたら完璧だったが、Tapoアプリはウィジェットに対応してない。
ただ、スマートスピーカーのGoogle HomeとAmazon Alexaに対応しており、スマホのOK Googleでも音声操作できるため、アプリを開かずともTapo L510Eを操作することは可能だ。
Tapoアプリの安定した接続

TapoシリーズはもとよりTP-Linkという無線LAN機器メーカーが作っているので、Wi-Fiの接続性は抜群に良い。
遅延も少なく、いままで誤作動したことはゼロ。外出先からの遠隔操作も問題なくできた。
Tapo L510Eはスマート電球の決定版

リモートワークなどで自宅のIT化が注目される今、Tapo L510Eがスマート電球の決定版となりそうだ。
スマート電球は各社安いモデルも出ているが、1,500円という安さでアプリも優秀なTapo L510Eはコスパ最強だと思う。今から自宅をスマートホーム化するなら照明はTapoシリーズで揃えるのが賢い選択になるのではないだろうか。