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【1本で使用シーンの9割をカバーする】Tamron 17-70㎜ F2.8 レビュー【作例あり】

Tamron17-70mmF2.8のReview

今年TamronからAPS-C用ズームレンズが発表された。発表当初から最強のレンズだとかなり話題になっていたので、初心者ながら買ってしまった。

届いて第一印象は「デカい!(笑)」ズームレンズを始めて使う僕はα6400には不釣り合いなほど大きなレンズを手にして、「失敗したかな…」なんて思いながら恐る恐る使ってみた。

しばらく使い込んでみて特徴や強みが分かってきたので、作例を交えてレビューしていく。

Tamron 17-70㎜ F/2.8 のスペック

カメラのレンズ

Tamron 17-70㎜ F/2.8 はSONYのEマウントに対応したAPS-C用の標準ズームレンズ。

SONY純正レンズでスペック的に近いのが16-55㎜ F2.8 SEL1655G というレンズ。どちらも解放F値2.8 の標準ズームレンズなので今回はこのレンズと比較してみる。

  Tamron 17-70㎜ F2.8 SONY 16-55㎜ F2.8
画角 79°-23°  83°-29°
サイズ 最大径Φ75㎜ 全長119.3㎜ 最大経Φ73㎜ 全長100㎜
重さ 525g 494g
絞り羽根 9枚 9枚
焦点距離 17-70㎜ 16-55㎜
レンズ構成 12群16枚 12群17枚
手ぶれ補正 あり(VC機構) なし
最短撮影距離 19㎝ 33㎝
価格(税込み)  107,800 円 152,900円

構造はかなり似通っているが、一番の違いは手ぶれ補正の有無だろう。Tamron 17-70㎜ F/2.8はVC機構というTamron独自の手ぶれ補正を搭載している。

最短焦点距離が19㎝とかなり寄れるのも大きな利点だと思う。マクロも望遠も1本で完結してしまう。非常に汎用性の高いレンズだ。

サイズはSONY純正より一回り大きいが、SONYが16-55㎜なのに対して17-70㎜という焦点距離なら許容できる範囲ではないだろうか。

APS-C用のレンズとしてはどちらも高価な部類だが、これだけのスペックを持ちながらSONY純正よりTamron 17-70mmは4万円ほど安い

Tamron 17-70㎜ F/2.8の作例

スペックが高いことは分かったところでα6400にて撮影したTamron 17-70㎜ F2.8の作例をいくつか紹介する。

ちなみに僕はミラーレス一眼を購入してまだ1ヶ月ほどしか使ったことが無い初心者なので、写真のクオリティーは目をつぶって頂きたい。

Tamron17-70㎜で撮ったカフェ
1/125 s F2.8 ISO100 焦点距離28mm

まず初めにカフェで撮った一枚。店内はそこそこ暗かったが、F2.8という明るさのおかげでノイズも少なく、いい雰囲気が出ていると思う。

Tamronのレンズで撮った物撮りの作例
1/125 s F2.8 ISO100 焦点距離28㎜

先ほどの写真と同条件でマクロ撮影。最短撮影距離が19㎝なので、被写体にフードが当たりそうなほど寄ってもピントが合う。

高層ビルの写真
1/800 s F2.8 ISO100 焦点距離24mm

晴天時にビルを撮った写真。端まで歪みが少なく、非常にシャープ。

空のグラデーションも良く表現できていると思う。

花の写真
1/161 s F2.8 ISO100 焦点距離33mm

街路樹の近くに生えていた花(実?)を接写した。左上の玉ボケが綺麗。

噴水の写真
1/1250 s F2.8 ISO100 焦点距離70mm

噴水を撮った写真。噴水まで距離があったが、70㎜の望遠でダイナミックに撮影することができた。

ラグドールの写真
1/100 s F2.8 ISO500 焦点距離27mm

最後に我が家のネコを撮ってみた。驚いたことに、純正レンズに見劣りしないレベルでAFが速い

じっとしてくれないネコでも瞳にピントを合わせた写真が撮ることができた。

Tamron 17-70mm F2.8の使用感

カメラを持った人

一通り使ってみてTamron 17-70㎜ F2.8 の特徴が分かったきたので、気になった点を挙げていく。

17-70㎜とF2.8 が最高にちょうどいい

Tamron17-70㎜F2.8の写真

色々なシチュエーションで撮ってみたが、17-70㎜という焦点距離は痒い所に手が届くような感覚。「もうちょっと望遠にしたい」とか、「これを入れるとここが画角に入らない!」みたいな事がほぼ無く、非常に使い勝手がいい。

そしてF2.8 という明るさのおかげでAPS-Cのカメラでもフルサイズカメラと引けを取らないレベルにボケた写真が撮れる。単焦点レンズには及ばないが、ズームレンズではトップクラスに明るいので不満は無し。

全てのシチュエーションで使われるF値と焦点距離の最大公約数を載せたようなレンズで、僕が使う範囲ではこのレンズ1本で完結してしまうほど守備範囲が広い。

Tamron 17-70mm F2.8はAFが爆速

α6400のオートフォーカス性能

ネコの写真でも記載したが、AF性能が驚くほど優秀だった。動き回るネコでもしっかりと瞳を追いかけてくれた。VC手ぶれ補正の恩恵も大きく、シャッタースピード1/60sでも手持ちでブレない。

駆動音もかなり静かで、動画を撮る際にも邪魔しないだろう。

一般的に他社製レンズを使うとAFが若干遅くなる傾向があるが、Tamron 17-70mm F2.8ならAFで困ることはなさそうだ。

Tamron 17-70mm F2.8のサイズと重さ

Tamron17-70㎜のレンズの大きさ比較
500mlペットボトルとの大きさ比較。 レンズは70㎜ズームに付属のフードを装着した。

ズームレンズは大きさと重さがネックになる。ズームレンズの構造から仕方ないことだが、α6000シリーズがコンパクトなだけにレンズもできるだけコンパクトなものを選びたい。

Tamronのレンズを付けたα6400の重さ

Tamron17-70mmF2.8をα6400に装着すると総重量は945g。

ノートパソコン並みの重さになってしまった。

とはいえ、2~3本のレンズを持ち歩いていちいち付け替えるよりも、このレンズ1本で完結させた方がトータルで軽くなるし、付け替える手間が無いと考えるとサイズや重さの問題は許容できる。

Tamron 17-70mm F2.8の質感

スナップからポートレート、動物から建物撮影まで広範囲をカバーする優等生レンズだが、あえて欠点を挙げるなら素材の質感。

他社製のレンズと比べるとラバー部分がサラサラした感触で、ちょっと安っぽい印象だった。

ズームリングを回した際もヌルヌル回るというより紙をすり合わせるような音がして、動きがスムーズとは言い難い。

Tamronのレンズカバー

付属のキャップにおいては爪が当たる部分にすぐ傷がついてしまった。

α6400の写真

カメラを机に置くと本体が浮いてレンズが直接地面についてしまうので注意。レンズへの衝撃や傷が怖いので、直置きはできるだけ避けたい。

まとめ

Tamron17-70㎜とα6400の写真

大半の人ならTamron 17-70mm F2.8を1本持っているだけでシチュエーションの9割はカバーできるような超万能レンズだった。この先α6400を手放さない限りはずっと使い続けると思う。

少々値は張るが、値段以上に満足度の高いレンズなのでα6000シリーズのユーザーなら一度検討してみて欲しい。

最後にTamron 17-70mm F2.8のメリットとデメリットをまとめた。

良かった点

  • 使いやすい焦点距離とF値
  • AF性能が純正レンズ並み
  • 被写体に寄った撮影が可能
  • VC手ぶれ補正を搭載している
  • 高価なレンズではあるが、コスパは高い

悪かった点

  • 全体的に少し質感が安っぽい
  • サイズが大きく、重たい

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