ガジェットにケースをつけるとどうしても薄さや軽さを損なってしまうため、筆者はケースがあまり好きではない。
とはいえ傷つくのも嫌だし、そろそろオリジナルのデザインに飽きてきた。
そこで今回、カナダから個人輸入したdbrandのスキンシールを紹介する。
海外から取り寄せるとなると躊躇てしまう人も多いが、この商品は輸入してでも入手すべき商品だ。
カナダ製の高品質スキンシールdbrand

dbrandはカナダ発のガジェット用スキンシールを販売するブランド。
AppleやSamsungはもちろん、SONYや任天堂といった国産メーカー用のスキンシールも取り揃えている。
対応する商品はスマホやノートパソコンだけでなく、ゲーム機やモバイルバッテリー、さらには車まであり、非常に幅広いラインナップだ。
dbrandスキンシールの購入方法
残念ながらdbrandのスキンシールを販売しているショップが日本には無い。入手するには自分でdbrand公式サイトから購入する必要があるのだが、この公式サイトはかなり分かりやすく作られており、英語が読めなくても購入できるだろう。
また、製品ごとにカラーシュミレーションができるため、スキンをつけたイメージがしやすい。

デザインが決まったら「Apply」でカートへ追加。さらに「Checkout」で注文画面に行く。
ここまではAmazonを使用したことがあれば難なくできるだろう。
住所入力(注意点あり)
海外のショップから日本にある自宅まで本当にちゃんと届くのか不安だろうが、心配しなくても大丈夫。
入力するうえでの注意点を画像付きで解説していく。
ここでは「東京都 名無し区 名無し市 名無し町 1-1 名無しハイツ 303号室」 に住んでいる「名無詞 太郎」さんが購入する場合を例にしてみよう。
記入は全てヘボン式ローマ字ですると良いだろう。

名前は「名」から「姓」の順で書く。
「City」には市町村までを市町村から順に書く。それより後の住所は別の欄に記載するところがある。つまり一般的な書き方とは逆に入力するということだ。

郵便番号を記入する欄の下は住所入力の続き。やはりここも後ろから記載していく。
マンション等の集合住宅に住んでいる人はさっきの欄の下に号室から順に記載する。
最後に電話番号を入力するのだが、日本の国籍番号である「+81」から入力し、元の電話番号から最初の「0」をとる。
例では「090-1234-5678」なので、最初の0を+81に変えて「+819012345678」と入力している。
以上で送り先情報入力は完了。
海外からの発送といっても住所は日本に届いてから日本の配達員が読み取るため、多少の入力ミスがあっても届く。そんなに神経質にならなくても大丈夫だ。
支払方法や送料は?
支払方法はクレジットカードやPayPalがあるが、海外通販ではセキュリティの関係からPayPalでの決済をおすすめする。
送料は25ドル以上で送料無料となる。もちろん日本への配達も無料だ。
海外通販ではものによっては税金が掛かることもあるが、dbrandのスキンシールにおいては心配しなくても大丈夫。
dbrandは材質が高品質
今回購入したのはsurface pro 7用のスキンシール2セットと、Galaxy S10用のスキンシール1枚だ。
注文から約2週間、遥々カナダから届いた。
想像していたよりもかなり大きい封筒だった。小さいものはポスト投函される。

封筒は硬い紙なので、シールが折れたりしないように工夫されている。
表紙はロボットの絵が全面に描かれており、面白い。

中身はこんな感じ。
硬いビニール線のファイルにシールが入っており、クリーニングクロスも付属されていた。

質感について
シール表面が独特な肌触りだったので、アップで撮ってみた。


表面は凹凸のある特殊な印刷が施されており、特に木のシールは本物の木材と見間違う程のクオリティ。
早速surfaceに貼ってみる。

まずは同封されていたクリーニングクロスを用いてデバイスの表面を綺麗に拭く。

貼り方はdbrand公式がYouTubeで手順をユーモアを交えて説明しているので、是非動画を見ながら行うと良いだろう。

完成。
カメラの位置を頼りに慎重に貼った。
スマホの保護フィルムよりは厚さがあるので、気泡が入る事はなかった。


カメラやロゴを見れば、dbrandの精度の高さが伝わるだろうか。
0.1㎜単位でピッタリだった。

さらにヒンジの部分は可動域に干渉しないように1㎜ほど短くなっていた。
剥がしてもデバイスを汚さない

3ヵ月前からGalaxy S10にdbrandのスキンシールを貼っていた。
ケースをつけずに使用していたが、端から剥がれたりはしなかった。粘着力はかなり強力。
それ故、剥がしたら糊が残ったり、シールが破れる事を心配したが、そんな事もなく、綺麗に剥がせた。
ただし、剥がすとシールが伸びてしまうため、再利用は難しいだろう。
ガジェットのデザインを統一する

Galaxy S10もsurface pro 7とお揃いのブラックカモフラージュに張り替えてみた。
熱で柔らかくなる素材なので、Galaxy S10のように湾曲のあるデバイスもドライヤーを使えば綺麗に貼れる。

異なるメーカーのガジェットでもスキンシールを貼ることによってデザインを統一させることができる。
お気に入りのデザイン決めて身の回りのガジェットの柄を統一するのも面白いと思う。
もちろん色を変えたり、異なる柄にするのもありだ。

見た目だけでなく、指紋付着や傷の防止にもなる。
しかし、見ての通り側面や画面は剥き出し。当然ながら耐衝撃性は上がらない。スマホをよく落とす人は大人しくケースを付けるのが無難。
とはいえ、気軽にガジェットのデザインを変えるのは楽しいし、何より高い精度と質感が素晴らしい。
絶対国内でも売れるので、dbrandが日本進出してくれることを願う。